だんだんわかってきたDS画面撮影のコツ

DSはビデオ出力がないため、画面をビデオカメラ等で撮影することが多いわけですが、1画面につき256x192という解像度のお陰で、SDビデオ解像度640(720)x480で普通に画面一杯の撮影をすると、モアレ現象(解像度のずれから縞が出る)がきつくて、少々見辛い画質になってしまいます。
これは最早仕様といってもいいので諦めていた面もあるのですが、多少なりとも綺麗に見せるコツがわかってきました。

このモアレ現象は当然のことですが、カメラのフォーカスがきっちり合えば合うほど酷くなります。・・・つまりフォーカスをずらして、ボケさせてしまえば、モアレはそれだけ低減されます。
ただ、ピンボケしまくりの動画も見辛いわけで、編集段階で加工が必要です。Premiereでの話ですが、まず「シャープ(ガウス)」フィルタをかけます。これにより、モアレは相当低減されたままくっきりした画像になりますが、今度は汚めの粒子感が出てしまいます。その次にまたお好みでブラー系のフィルタをかければ、結構マシな絵になると思います。第7回OPのタイトル表示のカットはこの手法で撮影してみたものです。

・・・どっちにしろ、撮影の段階で精神的なパワーを使いまくるので、ビデオを持ち出すのは3Dモード以外ではあまり気が進みませんけど。