師走の朝の寒さに震えながら9話を振り返る

期限のある仕事が積み重なっていく様やら、飲み会の付き合いやらに追われ始めて、やっと年末を感じつつあります。週末は休めて、毎日家に帰れるだけマシなのかもしれませんが。

そんな毎日に追われてすっかり忘れていた過去を振り返るシリーズです。
9話
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8678276


8話に引き続きストーリーだけになってしまった回。なってしまった、というのは本来は10話の最初の方が入る予定だったのですが、不穏な雰囲気漂う会議は雷鳴響く中で重々しくやってるとかっこいいよね!とか演出の好みで色々テキストを濃くしていった結果、尺が膨れ上がってしまったんですね。
ストーリーで目指すことになる株式公開は2年半必要なため、ゲーム内時間をかなり進めないといけません。それで既にリリースした10話の内容と相成るわけですが、この10話に渡るためのきちんとした動機付け、開発の方針を伝える必要があると考えた・・・というと、真面目っぽい理由になるでしょうか。
ただそれだけでなく、尺が合わなくてあらすじ部分をばっさり削って、その削った部分に更に台詞を入れるというようなことをしていたので、最終的な仕上がりは脂身たっぷりこってりスープみたいな感じになりました。ストーリーという面での肉付けは良いのですが、2回続けてゲーム部分殆どなしというのは構成として微妙に失敗だったかもしれません。


[0:20]
「川越さんが麻生さんに見えるのは俺だけか」
麻生前総理ですね。私もよく似ていると思います。が、この手のネタを絡ませると招かざる人々を呼び込む可能性を考えずにはいられないので、ネタにするのは見送りました。


[0:44](結婚式のお決まり挨拶)
「雨降って地固まる?」
です。あんな台詞書いておきながら、実は結婚式に出席した際に雨に遭ったことないのですけどw


[2:30](雷雨)
「ていうかコレ本物の雨?」
AEの外部プラグインを使用したお手軽CGの雨です。動画の圧縮劣化を見越して、いかにもCGっぽいくっきりめの雨にしておいたのですが、いい感じに荒れて自然ぽくなってくれました。背景写真も道路に光沢をつけたり、雨天風にレタッチしています。


[2:55](今後の復旧延伸費用)
「調べたのかこれ・・・」
端数ははしょっていますが、仮設置してみてかかった金額を調べたものです。


[3:08]
「向こうまで繋げてぐるぐる回していれば採算取れると思うよ?」
難易度やさしい、かつバグ技高架駅舎などを使用すれば可能かと思いますが、普通以上だと高架線の建設と駅ビルの建設で資金が尽き(補足:通常の操作ですと、高架駅は駅ビルしか建設できません)発展するまで路線が大赤字なのでもたないと思います。


[3:56]
「しかも、プレイ動画だから失敗してもリロードできない」
長期的にはその通りですが、短期的にはデータ取り、撮影撮り直しなど結構こまめにセーブしてロードもしています。


[4:37]
サラリーマン金太郎を見ているようだ」
サラリーマン金太郎的なのかはよくわかりません。ただ、この脳内ストーリーはマンガ的ではあると思います。


[6:08](黒字化への計画)
「本物の会社の報告みたいになっている」
プレゼン資料の画面は、最初もっと枚数も多く表示時間も長かったのですが、うp前日に殆どを削って、エフェクト付のイメージ映像に差し替えてしまいました。下手に長く表示すれば、視聴者はその部分をしっかり読んでしまって台詞が追えなくなってしまうだろう、という理由からです。勿論一時停止して読めば読めるように作ってありますが、会社風の資料があるな、とだけ伝わればいいようにしました。微妙に作りこんであるのはその名残です。


[6:13](資材売却が鍵)
「ADSは資材の売却益が出るのか」
工場の資材製造経費が1個あたり80万くらいで、工場から積み込まれると150万の売上(鉄道は150万の購入経費)更に貨物列車が隣町で売却すれば180万の売上になります。ですから、鉄道分の売上はそれほど出ませんが、とにかく運び出して売却なり消費するなりして消化さえすれば、うっはうはということになります。


[7:34](高田さんへ協力してほしいと頼む社長)
「よし俺も協力するぜ!」
いいんですかい?ホイホイ協力を申し出て。この三崎電鉄、仕事の多さと忙しさに関しては確実にブラック企業だと思うのですが。


[9:34](大村さんと川越さんは付き合いが長い)
「高田さんにはトモダチがいないのか・・・」
友人は普通にいるだろうと思います。ただ、仕事ができるナイスミドルって感じなので、私生活が謎だと思われているタイプなのかもしれません。