関心の無い人に伝える魅力

10月に入りましてJR東日本も禁煙エリアが広がり、肩身の狭い思いをしている今日この頃。吸わない人に迷惑がかかるのはわかるし、かけたくもありませんけれども、それを盾にしてコストダウンしたいだけなのが見え見えでなんだかやるせないです。


それで、実は全く考えもまとまっていないのですが、このブログの主旨は自分の思考のログをとっておく、というものもあるので、今日は書き留めておこうというものです。
この動画シリーズを作ろうと思った以前からずーっと考え込んでいることとして「"それ"に対して関心の薄い人を引き込むにはどういうアプローチがいいのだろう」というものがあります。例えばサッカーなどのスポーツならば、ボールがゴールに入れればいいことしか知らない人に対しても、スタジアムの興奮の臨場感を演出する、魅せるボールさばきを編集で切り取る、など色々思いつきます。

で、A列車ならばどうなんだろう、と考えた時に難しいんですよねえ・・・少ない線路で複雑な運行をしてみてダイヤで魅せる、現実にある鉄道をゲームで再現してみる、などこれらはいずれもよく動画で見かけるものですね。
ただ、これはやはり鉄道好きの人向けとなるのかなぁ、と思います。この辺りがよく解らない人にとれば、ダイヤ?わけわかめ、現実再現?駅名くらいしかわからない、となっちゃう可能性がどうしてもあります。それでも、前者ならばそれを組むのに苦労している姿を伝えて感情を共有してもらう、後者ならばリアルの映像や写真を比較対照として置いて実感してもらうなど、色々工夫があれば、もしかしたら化けるかもしれませんが・・・

話が逸れました。で、偶然たまたまA列車動画を開いた人に興味を持ってもらうにはどうしたらいいのでしょうか、ここが今考え中のところです。
一つはまず、作者と視聴者との間にキャラクターを置き、ストーリーの形で代弁してもらう、というもの。これは私のやってるシリーズもそうですし、同じアプローチは多くの動画で見受けられます。しかし、そのキャラクターのチョイス、そして演技をさせるわけですから、台詞回しやストーリーの展開、様々な部分でその作者のセンスが問われることになるので、諸刃の剣でもありますね。えぇ、私も反射ダメージ喰らいまくりです。
もう一つとしては、旅情というものが思いつきます。お金がかかることをさっぴけば旅行が嫌いという人はそれほど多くはないでしょうし、「旅」という世界に引き込むことによって"箱庭"の魅力を伝えるというもの。既に実践されている方がいらっしゃいますが、もっとこういった動画があってもいいんじゃないかな、と個人的には思うところです。

さて他にはないものか・・・また何か脳内で論付けられたら、書いてみたいなぁと思っています。